暑い! この夏は暑すぎてたまりませんね~、ここまで暑いとさすがにツーリングに出掛けるのもためらってしまうところですが、皆さんダラけちゃっていないですか? 特にライダーというのは、こうした時期に灼熱の太陽に身を晒してバイクに乗る生き物ですので、夏バテや熱射病には十分注意しましょう。と、いつになく丁寧な挨拶をしたところで恒例ファッション講座です。今回は当店主催のツーリングにご参加くださった方々をチェックしていきますよ!
まなみさん(24) / 空手家 Harley-Davidson XLH883 ブログ[ 愛美の1日ど~んなっ! ]
こんな可愛い子が空手家なんですか…。知らなかったら、皆さん気安くメアド聞いちゃうんじゃないの?(笑) ブラックカラーでチョッパースタイルのイカついスポーツスターに、真逆な爽やかホワイトカラーのTシャツ…ギャップあって好印象! “頑張ってオシャレして来ました~”って感じがなく、普段からファッション好きな感じが出ています。こんなファッションなら愛車から離れても違和感ないよね。シートの“モノグラム柄”は人それぞれ好みが分かれるところじゃないかな?(苦笑)
早田和正さん (47) / 会社員 YAMAHA XV1900CU
このお歳で、このスリムな体型…若者が集う渋谷のショップでも買い物ができるほどのスタイルですね。今の時期、“オシャレにバイクに乗る”ことを好むファッション好きには厳しい気候ですが、アウターを羽織ってコーデすれば、それなりにセンス良くオシャレ感を演出できます。しかし、残暑厳しい日々には「アウターも暑くて着たくない」というのが本音でしょう。それなら数少ない着用アイテムでセンスを良く見せるため、トップスとボトムスにインパクトあるアイテムを取り込むことをオススメします。下手にコーデするより確実に目立ちますよ!
齋藤秀和さん (41) / ら~めん醤屋(じゃんや)店主 Harley-Davidson FLSTS
上半身をタイトなシルエットでキメるなら、ボトムスはボリュームあるパンツがオススメです。若い20代ならスキニーで全身タイトなシルエットでもいいんですが、40歳オーバーな年齢を考えると細身なシルエットが逆に貧相に見えてしまうこともあります(涙)。ここはボリュームあるボトムスで細身を強調しないスタイルがバランスいいですね。間違ってもすべてボリュームあるアイテムにしてしまうと、ファッションに興味ないオッサンたちと一緒になっちゃいますから注意してくださいね(笑)。
吉井 和夫さん (54) / 会社役員 Harley-Davidson FLSTFB
愛車のファットボーイにお似合いなガッチリ体型! このバイクは貧弱な体型には似合いません。年齢を考えると若い子たちでもセレクトしそうなアイテムでコーデ。良く言えば若々しく、ツッコミを入れるならチープな印象(汗)。「歳を取ったらいずれはあんなファッションをして見たい」と思わせるような、若い子の憧れになるような、手が出しにくいアイテムをセレクトするのも大人の使命です。私たちの年代が子供の頃には、憧れとなるカッコいい大人がたくさんいましたからね~。ぜひそこを目指してください!
岡尾剣士さん(30) / 会社員 YAMAHA DRAGSTAR CLASSIC 400
愛車のモノトーンカラーに合わせたブラックカラーコーデ。黒と言えばワル? それともロック? 何はともあれ、誰でも比較的簡単にスラ~っとスタイリッシュに見せてくれる色には間違いありませんからね。インナーに合わせたタンクトップは正解です。広く深く開いた襟ぐりがスッキリ見え、見た目の暑苦しさも皆無。男臭さを嫌味なくうまく表現していますが、過去にもお話しましたとおり“モノトーンコーデ”は究極の手抜きファッション(笑)。なので1アイテム差し色を入れるなど、ヒネリを入れるとオシャレ感がアップしますよ!
1966年生まれ。大手アパレル会社の企画生産部門に所属していた経験を持ち、独創的なデザインが魅力の商品開発に携わっていた。2000年に新しいチャレンジと、某ラーメン店を立ち上げ、行列ができる店としてメディアの注目を集める存在に。その後、再びアパレル業界への参戦を決意、「Devil Arrow」を開店、現在に至る。愛車はハーレー・スポーツスターXL1200R。
国内外を問わず、常に旬の上質なカジュアルブランドを揃え、流行を意識しながらも決して流行だけを追いかけないこだわりのセレクトアイテムを揃えるショップ。店主がバイク乗りであることから、その乗り方を意識した洋服選びをしている稀有な存在と言える。
【現在、店舗休業中にてウェブサイトのみで営業中】