真夏日だったり雨模様だったり、最近は不安定な空模様が続きますね。そうこうしているうちに梅雨入り間近……。いや、ここは気を取り直して、今回もテンション高く始めましょう! ファッション講座復活第2弾、今回も当店主催のツーリング企画時に撮影した方々をチェックしていきます。前回同様、チェックする上で大切なのは“旬のテイストを取り入れられているかどうか”。皆さんもライディングギア選びの際の参考にしてみてください。
109さん(35) / 会社員 Harley-Davidson SHOVEL
各アイテムのサイズ感はバッチリ! どんなに良いアイテムをセレクトしても、サイズが合っていないとNGです。チェック柄のシャツジャケットにデニムのベスト、ボトムスもデニムジーンズ。一見、上下デニムで揃えた昔っぽい印象ですが、ここ最近ではファッション雑誌でも上下デニムのコーデが取り上げられています。Gジャンだと着こなす人によってはダサく見えてしまうけど(涙)、ベストならインディゴカラーの分量が少なくなり、インナーとのレイヤード効果でオシャレ度アップ!
真ちゃんさん(43) / 自営業 Harley-Davidson FLSTSC
多くのハーレー乗りが“これ制服なんです!”と言わんばかりに着用しているダブルのライダース。そこで注目したいのが無数のスタッズが施されたライダースです。その他大勢との“差”が演出されていますね。タイトに着こなしたサイズ感も◎。しかし全体がシンプルに見えて寂しいと思われるのは、ベルトが見えないから……。その理由は、ジーンズの股上が深いからなんです。ショート丈のジャケットですからローライズのボトムスでベルトをチラ見せすればアクセントになり印象も変わりますよ。
キヨさん (33) / 会社員 Harley-Davidson FLSTC
モードな雰囲気を漂わせる光沢感あるジャケット。無地のパーカーをレイヤードし、インナーは首元にトリミングされたTシャツでコーデ。今回のスタイル、一般の人なら“悪くないよ!”って声が聞こえてきそうですが、私には通用しません(笑)! モード感あるジャケットを活かすなら、Tシャツもモード系に。赤くトリミングされたシャツは可愛いすぎっ!! 逆にTシャツを活かすなら、思いっきりカジュアル感の強いチェック柄のアウターなどがオススメです。
藤田 武さん(38) / 自営業 Harley-Davidson FXDB
ほとんどの人がカスタムしないホイールまで手を入れちゃって……こういう人ってバイク中心生活なんでファッションは後回し!って人が多いような気がしますが、こちらのオーナーさんはファッションにもこだわりを感じます。ご自身のセンスがバイクにも表現されているんだと思いますね。バイクに乗らない人でも“ハーレーって高価なバイク”という認識を持っているものなので、オーナーもカッコ良く乗って欲しいですね。
猪瀬 貴信さん (33) / EXTREME MOTORCYCLES代表 Harley-Davidson FLHR
どこか懐かし~い温もりを感じるのは私だけでしょうか?? ファッションは流行がありまして、シルエットも変化しているわけなんですよ(汗)。やはりお洒落に見せるには昔の服では難しいのも事実! ハーレーイジってるんだから、もっとセンスの良い格好でオーラを醸し出して欲しいなぁ。やっぱり見た目って大切ですからね。たくさんのお客様に支持されているショップなので、もしかしたら“羊の皮を被った狼”的な仕事をしているのかもしれませんね。
1966年生まれ。大手アパレル会社の企画生産部門に所属していた経験を持ち、独創的なデザインが魅力の商品開発に携わっていた。2000年に新しいチャレンジと、某ラーメン店を立ち上げ、行列ができる店としてメディアの注目を集める存在に。その後、再びアパレル業界への参戦を決意、「Devil Arrow」を開店、現在に至る。愛車はハーレー・スポーツスターXL1200R。
国内外を問わず、常に旬の上質なカジュアルブランドを揃え、流行を意識しながらも決して流行だけを追いかけないこだわりのセレクトアイテムを揃えるショップ。店主がバイク乗りであることから、その乗り方を意識した洋服選びをしている稀有な存在と言える。
【現在、店舗休業中にてウェブサイトのみで営業中】