ライダーにとっては辛い季節になってきました。ついついファッションは無視したモコモコスタイルになりがちですが、暖かくてもスタイリッシュな装いはありますよ。今回はその辺りも踏まえながら、ファッションチェックを行っていきます。登場される方々のファッションを見ながら、ぜひオシャレ力を磨いてください。では、今月もファッションチェックいってみましょう。
山岡 耕志さん(42) / 会社員 Harley-Davidson XL1200C
ショート丈のレザージャケットに、インナーはスカルの箔プリントを施したインパクトあるロンTで、コーディネイト。ヘッドウェアにはビーニをセレクトしたおかげか、シンプルだけど全身のアイテムがバランス良く上手くまとまっていますね。ちょっと寂しいのが首元。ストールなどを組み合わせれば、さらにオシャレになっていたと思いますよ。
松野 泰弘さん(35) / 僧侶 ホンダ マグナ250
適度に絞ったアームとウエストがシャープな印象のハーフ丈のジャケット。着丈が長いので腰周りまで包み込んで真冬のライディングには重宝しますね。ライダーのハード感が無いので、バイクから降りても街に溶け込めます。ボトムスのカーゴパンツもデザイン・カラーリングと良いセレクトで、ファッションを楽しんでいるのが伝わって来ますよ。
石川 一義さん(47) / 自営業 Harley-Davidson FLSTC
レザージャケットにブッシュパンツのコーデは茶系で統一。デザイン、カラーリング共にシンプルにまとめていますね。ただ上下アイテムが同系色なため、カラーバランスが少し寂しい印象ですね。インナーのカラーリングを派手めなカラーにするだけで、ガラッとイメージが変わりますよ。首元にストール等で立体感を出してもイイでしょうね。
ゼンさん(33) / 編集部員 ハスクバーナ SM250R
ハーフ丈のレザージャケットにカモフラージュ柄のパンツでコーデ。アウター、インナーのジャージ、インナーのTシャツと、全て無地でセレクトしているので、ボトムスのカモフラはナイスな選択。ただ、ブラックカラーのジャケットに合わせるなら、もう少し黒系に近いカモフラージュ柄の方が相性イイかな。アウターをダークブラウンに替えるのもアリ。
ドゥさん(33)/ 会社員 Honda XR230
茶系のジャケットにインナーは黒系ジャージ。ボトムスはデニムでコーディネイト。すべてのアイテムが無地でシックにまとめていますね。オシャレ感は出ていますが、ちょっと寂しいのが残念かな? ここは今季トレンドのチェック柄をワンアイテム取入れて見ては如何でしょうか? 一気にオシャレ感がアップすると思いますよ。
1966年生まれ。大手アパレル会社の企画生産部門に所属していた経験を持ち、独創的なデザインが魅力の商品開発に携わっていた。2000年に新しいチャレンジと、某ラーメン店を立ち上げ、行列ができる店としてメディアの注目を集める存在に。その後、再びアパレル業界への参戦を決意、「Devil Arrow」を開店、現在に至る。愛車はハーレー・スポーツスターXL1200R。
国内外を問わず、常に旬の上質なカジュアルブランドを揃え、流行を意識しながらも決して流行だけを追いかけないこだわりのセレクトアイテムを揃えるショップ。店主がバイク乗りであることから、その乗り方を意識した洋服選びをしている稀有な存在と言える。
【現在、店舗休業中にてウェブサイトのみで営業中】