前回のファッションチェック、大変好評をいただきました。ありがとうございます。
やはり服の選び方やポイントをお話しするよりも、実際モデルの方を参考にお話しするのがわかりやすいのでしょうか。今回は、また新たな5名の方々のファッションをチェックしてみたいと思います。ちなみにアドバイスする中でオススメアイテムをご紹介しますので、こちらもご参考にしていただければと思います。では、さっそくチェックをスタートしていきましょう!
天明 季秋さん(27)/会社員 BMW Motorrad R1200C
全身のサイジングからシューズのカラーコーディネイトまで完璧。デニムの”ちょいタイト”なブーツカットなんか絶妙です。トップスのトラックジャケットは「Devil Arrow」でもオススメの“AERONAUTICA MILITARE(イタリア空軍アクロバットチームの公式ブランド)”。航空機エンジン発祥のBMWと航空機コーディネートしているのは脱帽。
小笠原 征夫さん(63)Harley-Davidson FXDL
ハーレー乗りの方達に、多く見かけるファッションですね。ダーク系カラーが中心で、どうしても地味になるのが欠点でしょうか。また小笠原さんの場合は無地のアイテムが多く、全体的に普通って感じになっています。レザーベストの代わりにコットンやナイロンブルゾン、インナーはチェックや柄シャツにするとグッとオシャレになるハズ。
今田 ライ 裕之さん(38)/会社員 BMW Motorrad R1200GS
アウトドア好きというライさん。ファッションも動きやすいラフなコーディネイトですが、可もなく不可もなく“普通”な感じな印象になっているのが残念。インナーのTシャツをロングスリーブにするか、アウターのチェックシャツをロングスリーブにするだけで変わりますよ。デニムも1サイズ小さいものをチョイスするとスタイル良く見えてオシャレに。
山岡 耕志さん(41)/会社員 Ducati 999
「Ducati」にイタリア製「SUOMY」のヘルメットのセレクトがGood。体型に合ったサイズ選びも良いでのすが、和柄デニムはスポーティなDucatiのデザインと相性が悪いかもしれません。トップスも和柄のデニムに対しては、トップスが無地で寂しい印象です。アウターが無地ですから、インナーは無地よりプリントTシャツがオススメ。
青木 武史さん(29)/カメラマン Yamaha FJR1300
FJRのようなツーリングモデルに乗る方の多くがバイク専用ウェアな中、青木さんはタウンでも違和感のないスタイルですね。残念なのはシューズ。スポーツウェア用のため、和柄には相性が悪いです。無難にシンプルなスニーカーを合わせるといいでしょう。これはできればですが、アウターを羽織るとさらにオシャレになりますよ。
1966年生まれ。大手アパレル会社の企画生産部門に所属していた経験を持ち、独創的なデザインが魅力の商品開発に携わっていた。2000年に新しいチャレンジと、某ラーメン店を立ち上げ、行列ができる店としてメディアの注目を集める存在に。その後、再びアパレル業界への参戦を決意、「Devil Arrow」を開店、現在に至る。愛車はハーレー・スポーツスターXL1200R。
国内外を問わず、常に旬の上質なカジュアルブランドを揃え、流行を意識しながらも決して流行だけを追いかけないこだわりのセレクトアイテムを揃えるショップ。店主がバイク乗りであることから、その乗り方を意識した洋服選びをしている稀有な存在と言える。
【現在、店舗休業中にてウェブサイトのみで営業中】