CVO FLHXSE CVO ストリートグライド
2023ミッドイヤーモデルとして登場したCVOストリートグライドを初めて見た時、ついにハーレーダビッドソンもここまで来たかと感じずにはいられなかった。もはや2000ccと言っても過言ではない総排気量1977ccまで引き上げられ最高出力115馬力、最大トルク183Nmをたたき出すミルウォーキーエイトVVT121エンジンを新たに搭載していること、さらにそのエンジンには可変バルブ機構が持たされており、全域でポテンシャルを発揮できることに始まり、伝統を受け継ぐバッドウイングフェアリングは、ハンドルマウントであることや左右に大きく広げられた基本デザインなどの特徴こそ踏襲しながら、徹底的に空力を追求した設計により滑らかなラインを描き、多数のLEDを用いたことで、モダンな印象がより濃いものとなっている。
カーボンファイバーやチタン素材を惜しみなく使い軽量化に務めていること、しなやかでありながら、スポーティな走りも楽しむことができるシャシーと足まわり、直感的に扱える大型タッチスクリーンのインフォテインメントシステムやコンパクトなシルエットになりながらも容量を増やし使い勝手も向上したサドルバッグなどなど、新たなステージに上ったCVOの魅力は枚挙にいとまがない。2024モデルでは新色が加わり、CVO誕生25周年記念グラフィックもあしらわれる。少量生産で日本に上陸するのもわずか。究極の一台なのである。
価格・スペック
記載の車両情報や価格表記はメーカー発表当時のものです。
最新の車両情報に関しては
メーカー公式サイトをご確認ください。
- 全長(mm)
- 2,410
- 全幅(mm)
- –
- 全高(mm)
- –
- ホイールベース(mm)
- 1,625
- 最低地上高(mm)
- 140
- シート高(mm)
- 715
- レイク(°) / トレール(mm)
- 26 / 170
- 車両重量(kg)
- 380
- エンジン型式
- Milwaukee-Eight VVT 121
- 燃料供給方式
- 電子シーケンシャルポートフュエルインジェクション(ESPFI)
- 排気量(cc)
- 1,977
- ボア×ストローク(mm)
- 103.5 × 117.5
- 圧縮比
- 11.4:1
- 最高出力
- 115HP / 86kW @ 5,020rpm
- 最大トルク
- 183Nm / 3,500rpm
- トランスミッション段階
- 6
- フューエルタンク容量(L)
- 22.7
- 燃費(km/L)
- –
- 減速比 1/2/3/4/5/6速
- 9.593 / 6.65 / 4.938 / 4 / 3.407 / 2.875
- フロントタイヤ
- 130/60B19 M/C 61H
- リアタイヤ
- 180/55B18 M/C 80H
- フロントホイール
- コンボキャストホイール
- リアホイール
- コンボキャストホイール
- ブレーキ
- 32 mm、ピストンによる4点放射状固定式デュアル、デュアルフローティングローター (フロント)、単軸固定式シングル、固定ローター (リヤ)
- カラーバリエーション
- レジェンダリーオレンジ、カッパーヘッド
- 主要装備
- Skyline OS、312mmフルカラーTFT、4チャンネル500ワットRMSアンプを備えたRockford Fosgate Stage IIプレミアムオーディオシステム、3つの標準ライドモードと、2つのカスタマイズ可能なライドモード、ABS、クルーズコントロール、セキュリティーシステム、エレクトロニックリンクドブレーキング、トラクションコントロールシステム、ドラッグトルクスリップ制御システム、車両ホールド制御、タイヤ圧モニタリングシステム、コーナリングエンハンストアンチロックブレーキシステム、コーナリングエンハンストエレクトロニックリンクドブレーキング、コーナリングエンハンストトラクションコントロールシステム、コーナリングドラッグトルクスリップコントロールシステム
スペック情報は万全な保証を致しかねます。実際に購入なさる場合はメーカーへお問い合わせください。
また、空白部分は未調査の項目です。
カラーバリエーション
レジェンダリーオレンジ [メーカー希望小売価格](消費税込)651万3100円
カッパーヘッド [メーカー希望小売価格](消費税込)562万9800円