2007年式のXL1200Lから2006年式のFLHXを乗り継ぎ、この2000年式XL883Cに辿り着いたというオーナーの今井さん。インジェクションモデルのXL1200Lは容量17Lのタンクを装備したスポーツスターのツアラー的存在のモデルであり、そのステップアップとしてFLHXを選んだ今井さんであったが、街乗りメインの使い方が多かったという理由から、改めてスポーツスターの魅力を再発見し、今度はキャブレター仕様のXL883Cをチョイス。スポーツスターならではのカスタムの幅の広さも選択の大きなポイントだったという。
このスポーツスターカスタムのコンセプトはズバリ「フリスコチョッパー」。市街地を軽快に走り抜けるフリスコチョッパーは今井さんにとってベストなスタイルであった。ストックのビッグスポーツスタータンクからコンパクトな2.25ガロンのスポーツスタータンクに換装し、ハンドルバーはイージーライダースの8インチアタックバーを装着している。カットされたリアフェンダー&サイドマウントテールライトにより軽快なリアエンドを入手。スタイリングの要となるマフラーはワンオフ製作されたターンアウトタイプのドラッグパイプが取り付けられている。まさにコンセプト通りのフリスコチョッパーにフィニッシュ!