Brat Styleが手掛けたSRカスタムを愛機とする中尾康太郎。その心臓部は523ccにスープアップされ、ビッグフィンヘッドにハイコンプピストン、キャブレターにはFCR、さらにクランクにも手が加えられている。カラーはバーガンディーxマスタードイエローというブラットスタイル鉄板の組み合わせで、同店が得意とするVMXスタイルに仕上げられている。
「このSRとは6〜7年の付き合いになります。実は、結婚する前に妻から “好きなモノを買ってもいいよ” と言ってもらい、雑誌を見て憧れていたBrat StyleにSRカスタムをオーダーしたんです。子供と二人乗りできるようにタンデムステップも付いているんですよ。バイクとの付き合い方は街乗りがメインで、普段の足代わりに使っています。もちろん子供を乗せて走ることもあります」
そう話す彼に撮影当日履いてきていただいたのは、ネイビーラフアウトコンビのボスで、ちょうどSRに乗りはじめたころに手に入れたという思い入れの深いブーツである。その他、オリーブラフアウトのジョブマスターとネイビーラフアウトのモリソンも持参いただいた。
「ウエスコはバイクライドに使うことが多いです。エンジニアブーツが好きなんですよね。エンジニアと言えば “ウエスコ” ということで、世田谷店でオーダーさせていただきました。ウエスコはすごく頑丈で、しかも歩きやすい。ラプターソールがお気に入りでバイクの運転もすごくしやすいですね。バイクに乗るときは、だいたいボスを履いています。最初はバイク用のブーツとしてアルパインスターズなども考えましたが、ファッション性を重視してウエスコにしました。次はカジュアルに履けるロメオを狙っています。ボスは脱ぎ履きも楽で、まさにカラダの一部になったような感覚で履いています。1日歩き回るようなときはジョブマスターを履くようにしています。クルマの運転も楽ですよ。
ウエスコの魅力は、100年を超えるそのストーリーだと思います。ネットで手軽に買うのではなく、信頼するスタッフといろいろ相談しながらモデルや仕様を決めていく、その過程も楽しいんですよね。“アナログ感”という感じでしょうか? 人の温もりが感じられるところが最大の魅力なんですよね」