まさに、ため息の出るような美しさ日本には僅か5台しか入荷のないプレミアムモデル
ハーレーの旗艦モデルたるツーリングファミリーにおいて、絶大な人気を誇るストリートグライド。登場は2006年に遡り、スタイリングと乗りやすさを追求した前後サスペンションのローダウンにスタイリッシュなショートタイプのウインドシールド、フェアリング内に設置されたフェアリングマウントミラーなどにより、「ストリートで映えるチョップドツアラー」というツーリングファミリーのセオリーから一歩外れたとも言える新たなコンセプトで生み出されたカンパニーメイドのファクトリーカスタムであった。
そして2015年、そのストリートグライドの上位モデルとして登場したのが、排気量1745ccのミルウォーキーエイト107を搭載したストリートグライドに対し、排気量1868ccのミルウォーキーエイト114を搭載したストリートグライドスペシャルだ。
そんなストリートグライドスペシャルに世界限定500台、日本にはわずか5台しか入荷予定のないカスタムペイントモデル「アークティックブラスト」が2021年8月10日(火)に世界同時公開された。シリアルナンバー入りのこのアークティックブラストのペイントは「北極に吹く風」を意味し、米コロラド州ゴールデンに位置する「ガンスリンガー・カスタム・ペイント」のカスタムペインターによりハンドメイドで仕上げられている。
パールホワイトのベースにメタリックディープブルー&ブライトブルーをあしらい、さらにライトブルー&シルバーのピンラインをドロウ。フェアエリングを起点にフューエルタンク、サイドカバー、サイドバッグに至るまで、流れるような美しいラインで構築されている。またフェアリングのセンターとフロントフェンダーには光の加減でハニカムパターンが浮かび上がるという凝ったギミックが採用されている。
日本に入荷する5台については抽選販売となり、現在ハーレーダビッドソンジャパン公式ページにて9月5日(日)まで受付が行われている。なお価格は405万1,300円(税込)となっている。そんなストリートグライドスペシャル アークティックブラストが常設型ライダーイベント「Harley Month(ハーレー・マンス)」開催中のバイカーズパラダイス南箱根で現在先行展示されている。バージンハーレー.comでは、いち早くバイカーズパラダイス南箱根に駆けつけ、実車の撮影を行ったので、以下じっくりとご覧いただきたい。
2021年8月10日(火)に世界同時公開された世界限定500台、日本にはわずか5台しか入荷予定のないカスタムペイントモデル「ストリートグライドスペシャル アークティックブラスト」。
2021年モデルのストリートグライドスペシャルをベースに「ガンスリンガー・カスタム・ペイント」によりハンドメイドで仕上げられた特別な外装を纏った超プレミアムモデル。日本でのメーカー希望小売価格は405万1,300円(税込)となっている。
パールホワイトのベースにメタリックディープブルー、ブライトブルーをあしらい、ライトブルー&シルバーのピンラインが描かれている。フューエルタンクにはバー&シールドのモチーフが配されている。
そのフューエルタンクにはシリアルナンバーも描かれている。この車両は「111/500」である。つまり500台中、111台目の車両ということになる。
バットウイングフェアリング(通称ヤッコカウル)の両サイドにも同様のペイントスキームが採用されている。「アークティックブラスト=北極に吹く風」という名の通り、凍えるような風を感じさせるデザインである。
メタリックディープブルーとブライトブルーは細かなフレークが採用された美しいメタリックカラーとなっている。
ヘッドライト上部のフェアリングセンターには、光の加減でハニカムパターンが浮かび上がるという凝ったギミックが採用されている。
同じくフロントフェンダーの先端にもハニカムパターンが仕込まれている。
サイドバックのカラースキームは下半分に集約されている。同じくパールホワイトのベースにメタリックディープブルー、ブライトブルー、さらにライトブルー&シルバーのピンラインをドロウ。
サイドバックにはHARLEY-DAVIDSONのロゴも描かれている。
サイドバッグのリアエンド部はご覧のようなデザインとなっている。シンプルであるが確固たる個性が宿っている。
サイドカバーのデザインは、前方のフューエルタンクから後方のサイドバックへと続くよう中継点のような役割を果たしている。
ツーリングファミリー屈指の人気モデル、ストリートグライドスペシャル。メーターダッシュには「Street Glide」のロゴが配されている。
心臓部にはCVOを除くハーレー現行ラインナップ中、最大となる排気量1868ccのミルウォーキーエイト114を搭載。そのパフォーマンスは一級品である。
前後ホイールはデザイン性の高いグロスブラック プロディジイが取付けられている。タイヤサイズはF:130/60B19 61H、R:180/55B18 80Hとなっている。
高い足つき性を実現するシート高690mmのダブルシート。彫りが深く、ライダーを包み込むようなフィット感も抜群である。
世界限定500台、日本にはわずか5台しか入荷予定のない「ストリートグライドスペシャル アークティックブラスト」の実車を確認したい方は、現在「Harley Month(ハーレー・マンス)」開催中のバイカーズパラダイス南箱根まで!