歴史と現代性を融合させた
雰囲気を高めるクロスボーンズ
「あまりカスタムというイメージはないんです。デコレーションだけど、昔のハーレーダビッドソンの雰囲気を醸し出そうと、デッドストックのパーツをいろいろ盛り込みました」
そう話すオーナーの三沢さんは、これまでハーレーを12台(そのほとんどがショベル)に他メーカーのモデルも乗り継いできた御仁。これが人生初の現行インジェクション ツインカムだそうで、「現行モデルに対する抵抗感? 全然ないですよ。むしろ壊れずにしっかりと走ってくれるので、楽しいです」とのこと。
カンパニーの“生ける伝説”ウィリーGをリスペクトし、彼の最後の作品であるクロスボーンズをベースに、1950年代テイストを取り入れた三沢さんなりの解釈によるビンテージルックな一台に仕上げられている。オリジナルを活かしたブラッシュアップ仕様の好例とも言えるスタイルだ。
カスタムの詳細をチェック!
ドラッグスペシャリティーズ ウインドスクリーン
適合するタイプだとスクリーンが低すぎるので、高さのあるものを選んで一部を削ってマウントした。
デッドストックの モノトーンケーブル
とあるショップで掘り出したという1950年代のケーブルを採用。コックピットの雰囲気が変わる。
ラリースミスの オリジナルスタッズ
1920年代のテイストを取り入れようと、インディアン ナバホ族のコンチョをシートに縫いつけている。
H-D純正 ウィリーGスカル カバー
ノーマルのままでは面白くないと、淡いグラデーションが入ったハーレーのアイコンパーツをチョイス。
H-D50周年記念の ビンテージメダル
左右のサドルバッグには、この50’sメダリオンやAMAバッヂなど、ビンテージのエンブレムが見られる。
H-D純正 シッシーバー&キャリア
クロスボーンズの雰囲気を一層高めるパーツを取り入れた。バックレストにはもちろん50’sバッヂが。
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