ハーレー最新モデルの試乗+話題のあのモデルも展示!?
2021年4月7日(水)~8日(木)に2年ぶりの開催となった第6回JAIA輸入二輪車試乗会・展示会。ウェブや雑誌媒体など幅広いメディアに向けて行われるイベントであり、ハーレーダビッドソンやBMWモトラッド、ドゥカティ、トライアンフなど主要輸入バイクメーカーの最新モデルを一気に試乗することができる。会場となった大磯プリンスホテルのロングビーチ駐車場には、朝から多数のメディア関係者が集った。
ハーレーダビッドソンブースには、ストリートボブ114やファットボーイ114など2021年の目玉モデルをはじめ、多方面から注目を集めているハーレー初のアドベンチャーモデル、パンアメリカの参考展示や3モデルが継続販売となったスポーツスターなど、数多くの最新モデルが用意された。
排気量1868ccのミルウォーキーエイト114エンジンを搭載したニューモデル、ストリートボブ114。容量13.2Lのスタイリッシュなフューエルタンクにミニエイブバーを装着したファクトリーチョッパーである。
ミルウォーキーエイト114エンジンを搭載したストリートボブ114のトルクフルな走りは強烈そのもの!チョッパー特有のポジションは操作する喜びに溢れている。
スポーツスターは、フォーティーエイト、アイアン1200、アイアン883の3モデルがラインナップ。販売終了の噂なども流れたりしたが、ベーシックなハーレーダビッドソンとして幅広く愛されてきたスポーツスターが健在なのは嬉しいコト。なおストリート750はラインナップから姿を消している。
予約販売が開始されているパンアメリカ1250も参考展示されていた。初採用となる水冷VツインRevolution Max1250エンジンや、アドベンチャーモデルとしてのポテンシャルなど気になるポイントが満載の完全ブランニューモデル。ベーシックモデルは231万円からとなっている。
ゆったりとしたライディングポジションや大型のウインドウスクリーン、3連ライトなど、快適なツアラー性能とトラディショナルなスタイリングを両立させるロードキング。107エンジンは豊かなトルクで大きな車体をものともせず前へと押し出す。快適すぎて、何泊もするような旅に出たくなってしまう。
押し出しの強いバガースタイルが魅力的なロードグライド スペシャルは、ホイール形状の変更や高性能エアクリーナーの採用など、2021年モデルで細部がブラッシュアップされた。ツートーンカラーのペイントオプションも用意され全11色の中から、好きなボディカラーを選べるのも嬉しい。
クラブスタイルで纏め上げられ、両手を前方へ突き出したアグレッシブなライディングポジションを要求してくるローライダーS。アメリカンマッスルカーのようなダイナミックな走りを楽しむことができるパッケージングであり、ソフテイルフレームで復活した現在も人気の一台だ。
ファットボーイ114やストリートボブ114などのトピックスモデルも揃えられた今回のJAIA輸入二輪車試乗会。輸入バイクブランドの中でも屈指の人気を誇るハーレーということもあり、集まったメディアからの反応も上々で、どのモデルも試乗や撮影に引く手あまたとなっていた。