ライブワイヤー
モーターサイクルシーンの常識を大きく覆す画期的なニューカマー、ライブワイヤー。ハーレーダビッドソンが威信をかけて開発を行ってきた電動バイクが、いよいよ日本に登場する。電動バイクに求められている高航続性能や迅速な充電時間などをクリアしながら、ハーレーダビッドソンらしいオリジナリティあるスタイリングとシャシーで纏め上げており、さらにカスタムパーツも多数用意される。
プロジェクト・ライブワイヤーの元、ハーレーダビッドソン初となる電動バイクの開発及びプロトタイプが発表されたのは2014年のこと。石油燃料の枯渇や環境汚染などによる将来を見据えたアメリカの政策に対応するためのものという意見も多かったが、ハーレーダビッドソンは本気だった。発表時はフル充電で約85キロの走行とされていたものが、市販モデルでは約235キロまで性能が引き上げられているほか、日本国内の急速充電技術チャデモ(CHAdeMO)規格にも対応している。電気モーターの性能を活かした強烈な加速感も魅力だ。数々の話題を持つライブワイヤーがついに販売開始となった。