VIRGIN HARLEY |  2000年式 FXSTDカスタム紹介

2000年式 FXSTD

  • 掲載日/ 2011年10月18日【カスタム紹介】
  • 作成/VIRGIN HARLEY.com 編集部
2000年式 ソフテイル FXSTDのカスタム画像

かつての面影を消し去った
新しいデュースの解釈

ライトカスタムながら、大柄なイメージの強いソフテイルをコンパクトにまとめた一台である。ベース車両はソフテイルデュースだが、その面影はどこにもない。三つ又から水平に伸びるドラッグバーにやや高めのミッドコントロールステップ、そしてライダーの体を前方でホールドするよう設計されたワンオフ ソロシートと、ビルダー渡が狙ったのは“チョッパーながらレーシーな雰囲気を醸すような一台”というところに集約される。

ヒデモのスポーツスター カスタムを見慣れていると、定番の箇所を抑えつつも最低限のカスタムにとどめていることが分かる。オーナーからの要望がライトカスタムであったのはもちろんだが、「ウチでは初のソフテイルのカスタム。手探りだったけど、ショップのカラーを意識しながら全体のバランスを考えて手を入れていった」というとおり、未知なるスタイルへの挑戦という裏テーマも含まれていた。

力強いツインカムの鼓動を感じながら徐々に加速していく。体に伝わるパワーは確かにビッグツインのそれなのだが、ライディングポジションはどのソフテイルとも異なる。90度角で沈みこませないシートに、腰の位置ぐらいまで膝が押し上げられるステップポジション、そして腕を伸ばしつつも低く保たれたドラッグバーと、“らしくない”攻撃的な姿勢に気持ちが高揚してくる。ハイウェイ走行ならば、その魅力を存分に味わえただろう。生まれ変わったデュースの主張度合いは、以前とは比べものにならないほどになってしまった。

2000年式 ソフテイル FXSTDのカスタム画像
2000年式 ソフテイル FXSTDのカスタム画像

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2000年式 ソフテイル FXSTDのカスタム画像

純正ハンドルをカットし ドラッグバーに加工

入庫時に取り付けられていたハンドルバーをカッティングしてこのスタイルに。シンプルだがよりアグレッシブな印象に。
2000年式 ソフテイル FXSTDのカスタム画像

ヒデモ ワンオフ フューエルタンク

ヒデモが得意とするタンク製作。容量は6リッターちょっとと長距離には不向きだが、スタイリングはバツグンである。
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ヒデモ ワンオフ ソロシート

リジッド風フレームに合わせて製作された、珍しい形状のシート。ライダーの体を落とし込ませないホールド設計が特徴。
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初のソフテイル版 ナンバーのサイドマウント

フレームに合わせた“一般的な”取り付けではなく、プーリーに覆いかぶさるような形で加工・装着されているのがミソ。
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高めに設定された ミッドコントロールステップ

元々フォワードコントロールだったが、ライディングのバランスを考慮してミッドに変更、独特のフォームを生み出す点だ。
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サンダーヘッダー + エキパイをワンオフ製作

装着されていたサンダーヘッダーを股下で一本通しとするため、エキパイをワンオフ製作。より攻撃性を引き立てる。
取材協力
住所/神奈川県川崎市高津区久地2-4-28
電話/044-822-8069
営業/9:00~20:00
定休/水曜

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