とあるサイトで見たチョッパーカスタムがなされたスポーツスターにひと目惚れしたオーナー。それまで HONDA CBR954RR なるスーパースポーツに乗っていた鬼ちゃんは一転、ハーレーへの乗り換えを決意する。
理想とするヴィジョンが明確だったからか、そこからはスムーズにことが進んだ。地元のカスタムショップへ赴き、「こういうバイクを作って欲しい」と、ベース車両の仕入れからカスタムまで一括で依頼。完成したのがこの一台だ。納車時のスタイルはほぼ理想どおりで、オーナーをして「さすが」と唸らせるオリジナリティも多々見受けられる。「見る角度によって輝き方が違って楽しい」というフューエルタンクのペイントは、ブラック下地に赤いフレイクをまぶしたもの。遠目から見たらパープルのようにも見える、この車両ならではの魅力だ。白ラメのサドルシートも、やはりトータルコーディネートを信条とするカスタムショップだからこそのチョイス。
現在はハンドルバーを交換しており、「今度は扁平率の低いフロントタイヤを履かせて、さらにハンドシフトも取り付けたいです」とイメージを膨らませるオーナー。理想の姿に到達する日は、もうそこまでやってきている。