ウエスコ100周年モデル「1939’s」で使用された
チャコール・ドマーネ・レザーが解禁
ワークブーツ選びのポイントとして、いろいろな要素が考えられると思うが、重要なのは自らの使用用途にあったモデルをチョイスし、その上で機能性を鑑みてソールやフィット感に影響するハイトなどのさまざまなパートを決定し、自分だけのブーツを手に入れることだろう。もちろんそこにファッション要素を加えることも重要なファクターとなる。
豊富なカスタムメニューをラインナップするウエスコブーツであるが、ブーツの表情を決定づけるとも言えるレザー選びはカラーだけではなく、その機能性も合わせて選択することをおすすめする。そこで今回は、10種類以上ものレザーを用意するウエスコブーツのカスタムメニューに新たに加わった「チャコール・ドマーネ・レザー」を紹介しよう。
カラーはその名の通り、落ち着いたシックなチャコールグレーで、定番のブラックとはまた違った印象となっている。レザーの厚みは5.5〜6.0oz、油分が多く含まれるプルアップレザーで、使用する部位別にかかる圧力によりカラー変化があり、独特なエイジングを楽しむことができる。
またバイクギアとしても優れており、撥水性や防水性も高い。履き始めからの足馴染みの良さも抜群で、その革質はブリタンやブラック・タイ、バーガンディー・ドメインと同じで、高級感のあるしっとりとした肌触りが特徴となっている。表革とともにラフアウト(裏革)でも使用でき、ウエスコがラインナップするすべてのモデル、かつすべての部位(レザーライニングは除く)に使用することができる。
このチャコール・ドマーネ・レザーは、ウエスコ社100周年を記念したアニバーサリーモデル「1939’s」で限定的に使用されていたもので、一般オーダーにこのレザーを加えて欲しいという多くのカスタマーからの要望に応える形で今回ラインナップに加わることとなった。新レザー、チャコール・ドマーネ・レザーをどのように使用するかは、あなたのアイデア次第であるが、ウエスコブーツフリークにとってはまた嬉しい悩みがひとつ増えたといったところではないだろうか?
取材協力:
WESCO JAPAN