2018年7月30日に発表れた、2022年までのハーレーダビッドソンの成長計画「More Roads to Harley-Davidson」でアナウンスされたハーレー初のアドベンチャーツーリングモデル「PAN AMERICA(パン アメリカ)」と、ストリートファイターモデル「BRONX(ブロンクス)」が現在開催中のEICMA2019(ミラノ国際モーターサイクルショー)で公開された。
ハーレー初のアドベンチャーツーリングモデル「PAN AMERICA(パン アメリカ)」
ストリートファイターモデル「BRONX(ブロンクス)」
PAN AMERICAには排気量1250ccの新型水冷Vツインエンジン「Revolution Max」が搭載され、最高出力145馬力、最大トルクは90ft.lbs以上を発揮するという。
PAN AMERICAに搭載される排気量1250ccの新型水冷Vツインエンジン「Revolution Max」
ハーレーの水冷エンジンといえば、2003年に登場したVロッドに搭載された排気量1130ccの水冷Vツインエンジン「Revolution」が思い出されるが、2017年モデルを最後にラインナップから姿を消していた(最終モデルの排気量は1250cc)。ストリート750に搭載される排気量750ccの水冷Vツインエンジン「Revolution X」が現行モデル唯一の水冷エンジンであるが、この「Revolution Max」登場により、水冷エンジンのラインナップが拡充されることになる。
BRONX(この名前は今回のEICMA2019で初公開された)には排気量975ccの新型水冷Vツインエンジン「Revolution Max」が搭載され、最高出力115馬力、最大トルクは70ft.lbs以上を発揮する。
BRONXに搭載される排気量975ccの新型水冷Vツインエンジン「Revolution Max」
エンジンレイアウトが挟角 60度の「Revolution Max」にはダウンドラフトのデュアルインジェクションスロットルボディが取り付けられ、パフォーマンスアップが図られている。またカウンターバランサーも搭載されているという。
PAN AMERICA
BRONX
PAN AMERICA、BRONXともに2020年後半の発売が予定されているが、日本市場への導入の有無、導入時期、価格、仕様などについては現在のところ未定となっている。詳しい情報をキャッチ次第、お伝えする予定なので続報を待たれよ!