ホグホリックが手がけた1967年式のアーリーショベルチョッパーを愛車に持つ青戸 強次。リアサス付きのチョッパーが欲しかったという彼は、スポーツスタータンクにボブフェンダー、スイングアームがセットになったデュオフレームをベースにアーリーショベルモーター&ミッションを搭載したこのマシンをホグホリックにてオーダーし、2年ほど前に手に入れた。さらに彼は、同ショップにて10年ほど前に手に入れた1951年式のデンバーズ製チョッパーも所有する生粋のモーターヘッドである。クロモリフレームに23インチオーバーのロングフォークがセットされた美しいマシンだという。そんな彼はウエスコブーツのコアなファンでもある。
「今日履いているのは、ウエスコU.S.A.の100周年記念モデルとして発表された1939’sでホーウィン社のブラックホースハイドを使ったモデルです。発表と同時にウエスコジャパンでオーダーし、幸運にもファーストデリバリーで手に入れることができました。この他にもウエスコは17〜8足持っているんですよ。ほとんどプルオンブーツなんですが、センチュリーボスにジョブマスター1st、リンチモデルは1st、2nd、3rdとすべて持ってます。あとはバーラップのナローエンジニアやカスタムボスなんかですね」
今から15年ほど前の話であるが、はじめて手に入れたウエスコはスタンダードなブラックレザーのボスとブラウンレザーのジョブマスターで、以来彼はほぼ毎日ウエスコを履き続けている。
「履きはじめは革が硬く感じましたが、すぐに馴染んできて、スニーカーを履くよりむしろ楽なんです、ウエスコは。夏場に履いてもスニーカーと比べてムレないし、タフな作りなんでハードなバイクライドでも決してへこたれない。ラフアウトのモデルだったら傷も気にならないですしね。スニーカーじゃ、怖くてバイクになんか乗れないですよ。僕はバイク用のハードに使うウエスコと、ファッション用としてスマートに使うウエスコという風に手持ちのブーツを分けているんです。完全にウエスコブーツは自分のライフスタイルになっている感じですね。それもウエスコジャパンのスタッフのみなさんとの信頼関係があってこそのウエスコブーツだと僕は思っています」