ミルウォーキーエイトエンジンが登場してから、モデル攻勢がより一層強まった感のあるハーレーダビッドソン。2020年モデルでは、「ロードライダーS」が復活し11番目のソフテイルファミリーとして登場したほか、極上の贅沢装備を誇るプレミアムツーリングモデル、ロードグライドリミテッドの追加、さらにはトライクのCVOであるCVOトライグライドが発表されるなど、話題性の高いモデルが続々と加わった。
さらに注目したいポイントとして、最新電子制御装置「REFLEX™ディフェンシブライダーシステム(RDRS)」の搭載が挙げられる。このシステムは、加速、減速、ブレーキング中にモーターサイクルの性能を利用可能なトラクションに制動しながら、ライダーが車両を制御するのを支援するよう設計された新しいテクノロジーであり、特に路面状態が悪い場合や緊急時に効果を発揮するものだ。強大なトルクを発揮するビッグツインのパワーを誰しもが安全に楽しむことができるのだ。2020年モデルではロードキングとエレクトラグライドスタンダードを除く、すべてのツーリングモデルとトライクに標準装備とされる。
もちろんスポーツスター、ストリートファミリーのモデルも合わせ、全32モデルにも膨れ上がったラインナップは、どれも個性的なキャラクターが与えられている。その中から好みの一台を見つけ出してほしい。