世界中のハーレー正規ディーラーが参戦したカスタムコンテスト「バトル・オブ・ザ・キングス2018」で見事頂点に輝いたのが、このストリートボブだ。手がけたのはタイの「ハーレーダビッドソン・バンコク」で、「The Prince」と名付けられた。
ミルウォーキーエイトエンジンが備わったストリートボブの黒いボディを最大限に活かすべく、前後の5スポークホイールや加工マウントしたピーナッツタンク、さらにエキゾーストに至るまでブラックアウト。そこにゴールドを差し色として加えることで、9:1ほどの割合ながらゴールドの存在感をしっかり出し、ネーミングにふさわしいグラフィックとしている。
スタイリングカットだけ見ると気づきにくいが、フューエルキャップ、そしてホイールのバルブキャップに王冠を象った装飾が施されている。「The Prince」の名にふさわしいデコレーションに、ただただ唸らされるばかりだ。そうした新しい発想もお国柄ゆえか。
無駄のないシルエットを手に入れたストリートボブのソリッド感たるや。チョッパースタイルをアイデンティティとする同モデルに新たな可能性を与えたチャンピオンモデルである。
世界規模のカスタムコンテスト「バトル・オブ・ザ・キングス2019」
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