100年を越えるハーレーの歴史の中には、Vツイン以外のハーレーも存在していた。この250ccの単気筒ハーレーもその歴史の中で、燦然と輝いたモデルだ。
「このモデルは、ハーレーがイタリアのアエルマッキ社を傘下においていた時代に作られたモデル。タンクにハーレーのロゴがないとわからない人も多いだろうね」。
完全にストックではないものの、アラベルデが持つ雰囲気をうまく活かしたレストアが施されている。
「ブレーキはシングルドカティに使われていたモノ。ホイール径はストックの17インチから18インチに換装されています。でも違和感なくフィットしているでしょう?」。
100kg強の軽い車体に18psの必要充分なパワー。ややハイギアードなエンジンながらスピードが乗ればシングルらしい軽快な走りが楽しい。
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