ハーレー初のアドベンチャーモデル、パン アメリカ1250。「More Roads to Harley-Davidson」計画の中でも、このモデルが最大のトピックスだ。いったいいかなるモデルなのか、期待が膨らむ。
2018年7月30日、米国ハーレーダビッドソン社は2022年までの計画として「More Roads to Harley-Davidson」と名付けられた成長計画を発表。その気になる中身には驚きのニューモデルが含まれている。
ハーレーとしては初となるアドベンチャーモデル、排気量1250ccの新型エンジンを搭載したパン アメリカ1250に、同エンジンを搭載したカスタムモデルと排気量975ccのストリートファイター、さらに排気量500ccから1250ccまでのミドル級モデルの販売を2020年からスタートさせるという。これらの新型エンジンはシリンダー&ヘッドの形状と大型ラジエターが装着されているところから水冷エンジンだと思われる。
またアジアのメーカーと協力し、排気量250ccから500ccまでの車両を開発し、インドやアジア地域のさらなる進出を狙っている。
加えて2014年にプロジェクトがスタートしたハーレー初の電動モデル、ライブワイヤーが2019年に発売されると発表。北米とヨーロッパでの発売が先行されるようだ。ハーレーダビッドソンジャパンからの公式な発表はまだなので、詳しい内容が分かり次第お伝えするので続報を待たれよ!
2011年モデルを最後に姿を消したスポーツスターXR1200を思わせるシルエットのストリートファイターモデル。チェッカーフラッグモチーフのタンクグラフィックがスピードを予感させる。マスの集中化が図られたディメンションがストリートファイターらしいシルエットを形成している。
ボバースタイルのドラッグスターとでも表現すればいいのだろうか? 全く新しいカスタムモデルがコチラ。新型ソフテイルのファットボブをさらに攻撃的にモディファイしたようなモデルである。
2019年に発売されるとアナウンスされた電動バイク、ライブワイヤー。フィンで覆われたパワーユニットやスピードスクリーン、シートの形状などが発表済みのプロトタイプから大きく変わっているようだ。
電動バイクの戦略としてダートトラッカーやマウンテンバイクのようなモデルも開発されているようだ。