このXLでまず目が向くのはフロント周り、スプリンガーフォークに16インチタイヤだ。
「購入したときからフロント周りが華奢だな、と感じていました。フロントを太く、レトロな雰囲気を出すためにこんな風にしてもらいました」。
ブラックでまとめられたカラーリングの中でブラスマフラーのカラーがレトロ感を強めている。
「もともとはブルーメタリックでしたけれど、私の中では“バイク=黒”でしたので、旦那に塗り替えてもらったんです。悪っぽいカラーでなかなかカッコいいでしょう? もう8万キロも走ったので、いい“やれ具合”になってきているでしょう」。
走りこみ、体に馴染ませ熟成させるカスタム。これからもその深みは増し続けるだろう。