「RED BULL」と名づけられた1台。なんとヘリテイジだったというから、度肝を抜かれる。
「ニュースクール(Newskool)なロッドがコンセプトです。『ナスカーなどのストックカー風のイメージで』というオーナーさんの依頼に応じてイメージを膨らませました。ヘリテイジの重い雰囲気はまったく残さず、レーシーな外装にチェンジ。もちろん、性能面でもキャブレター、オリジナルマフラー、ダブルディスクブレーキと各部を強化してあります。見た目だけでなく、乗り味もヘリテイジの面影はありませんよ(笑)」。
HD業界では、技術の高さで評判の千葉氏が渾身の力を出して製作したというだけに、どの部分にもまったく妥協が見当たらない。
「今後はさらにカスタムを予定しています。倒立フォーク、ニトロキット、フロントホイールの130化など、まだまだやっていきます」。
この上、さらにパワーアップしたらどうなるのか。この続きはクールブレーカーで発表されるという話だ。