「ツーリング仕様ということでカスタムしています。ツーリング仕様に見えないかもしれませんが、結構荷物も詰めるし、サスなんかもホワイトブロスから変えたんだけど、ゆっくりと巡航するのに適したものに変えてあるしね。このハーレーは大きなカブみたいなもんかな、僕のバイク観でいうなら」。
この1台を相棒に日本はほとんど走り尽くしたというZENさん。今度はアメリカに『遠征』するのが夢。
「渡米計画のために、英会話にも行き始めました(笑)。やっぱりね。ハーレーは乗ってて楽しいだけじゃなくて、出会いが楽しいバイクだから。言葉が通じないってんじゃ、もったいないじゃない」。
この1台には、ZENさんを乗せて旅してきた道の一つひとつが、景色が、いっぱいに詰まっているのだ。
「なんででしょうね、ハーレー1台で本当に多くの人に出会えますよね。このスポーツスターのおかげで人生に彩が増えました」。