リーゼントに革ジャン、そしてハーレーで世間を魅了した「クールス」の元ボーカリストの「PITPI」こと水口晴幸さん。そんな彼が駆るハーレーがこの「XLCH1000」だ。
「チョッパーは好きじゃない。日本ではね。「L.A」なんかではいいなと思う。日本、特に東京ではチョッパーは窮屈すぎる。デザインってその国が産むもんじゃん。だから、日本に適したスタイルにしたわけ」。
そのとおり、彼の愛車は東京でも快適だ。安定感のあるシート、スリムなハンドル、張力のあるサスペンションで走る・止まるという基本がしっかりできるから。
それにしても、彼がハーレーを駆る歴史は長い。その間ずっとロックを歌いあげながら、ハーレーをイジり、駆り続ける。そこには一体なにがあるのか。
「そりゃそうさ。ハーレーもロックも、俺そのものだからさ。これからもそうやって生きていくのさ」。