好天に恵まれた午前、会場近くに設けられた専用駐車場には何百台ものバイクが!
ショーの見どころはバイクだけじゃない!
ベストオブチョッパーは誰の手に?
午前中には灼熱の太陽が照りつけ、午後からやや不安定な空模様となり、そしてショー終了後には交通機関に影響が出るほどの悪天候に見舞われたこの日の関西方面。それでも朝からバイクで駆けつけ、雨に打たれながらも無事帰路についたオーディエンスの意欲にただただ脱帽するばかりです。この第2弾レポートでは、バイク専用駐車場やベンダーブース、バーバリアンサーカスでのオークションの模様、授賞式、そして恒例のロープアートショーをレポートします!
フォトTOPICS(写真点数/41枚)
01近県のみならず、関東や九州など遠方からもさまざまなスタイルのカスタムバイクが集結。駐車場見物もショーの楽しみのひとつだ。
02駐車場を出たところにパトカーが……。聞けば、違法駐車の取り締まりの他、空ぶかし等に対する注意をしていたとか。なかなか感じが悪い兵庫県警だが、近隣への迷惑な騒音は来年以降のショー開催にも影響をおよぼす。これからもカスタムショーをともに楽しむため、みんなでマナーを守っていきたい。
03さて、ベンダーブースへと足を伸ばしてみよう。こちらはカスタムショーでも人気の高い大神戸共榮圈。
04ワッフルグリップやオリジナルステッカーなど、バイカーに刺さるアイテムを手がけるセンスはグンを抜いている。
05神戸・元町でアメリカンクロージングを手がけるNO name!のブース。オーナーの愛車というサイドバルブがともに展示された。
06古き良き時代のアメリカンクロージングを再現するブランド、ヴィンテージテイストのモーターサイクルとの愛称はばっちりだ。
07ショーの常連と言えばここを忘れてはならない、TT & COMPANYももちろん参戦!
08その名を馳せたオリジナルヘルメットに加え、レザーアイテムなどバイカーズアイテムをますます充実させている。
09ヘルメット、グローブ、ウェア、シルバーアクセサリーなど、バイカー必須のさまざまなアイテムが勢揃いするのがカスタムショー。
10またレトロな看板やファイヤーキング、個性的なツールボックスなど、ガレージライフを彩るグッズにも注目されたし。
11そしてお待ちかね! ショーの華とも言えるチョッパーガールが壇上に登場。ここからカスタムバイクとのフォトセッションがスタート!
12美女が跨がるだけでカスタムバイクそのものも煌めきを増したかのように見えるから不思議だ。
13妖しく艶っぽい彼女らの笑顔には、ただただ見惚れるばかり。
14ペインターが集結するコーナー『BARBARIAN CIRCUS』では、本イベント恒例のオークション大会がスタート!
15ご覧のとおり、オークション会場は人、人、人! ここでしか手に入らない逸品が登場するのだから、それも当然。
16独創的な彫刻にポップ、そしてオリジナルペイントによるヘルメットなど、のどから手が出るほど欲しいものばかり!
17人気が高いのはやはりヘルメット。なかでも右下のShakin’ Speed Graphix 清水氏によるオリジナルペイントのヘルメットは注目度ナンバーワン!
18人気アイテムが登場すると、かけ声はヒートアップ! 財布の中身を睨みながらギリギリの金額を口にするオーディエンスも。
19希望のアイテムを競り落とした皆さん、おめでとうございます! MOTORCYCLE DENの松永さんは溶接面をゲット。CUSTOM WORKS ZONの吉澤さんはなんとヘルメット2つともを競り落とした!
20再び展示バイクを見ていこう。スキのないツインカムカスタムを持ち込んだのは愛知のFREE STYLE MOTORCYCLE。
21徹底的に無駄が省かれたロー&ロングのスタイルが目を惹くドラッグレーサー。そのスリムなフォルムへのこだわりぶりは尋常ではない。
22タンクにモノトーンの日章旗が描かれたショベルリジッドは群馬のK&M motorcyclesのもの。
23今回のショーでもっとも度肝を抜かれたのがこのロングフォークチョッパー。成人男性が直立のままフォーク下をくぐれるほどの高さである。フューエルタンクもタテ置きになっているので、給油口が変わったところにある。
24地元・神戸から参戦のsmile chop garageは丸いフューエルタンクが印象的なショベルとエヴォスポーツを展示。
25MOTO GARAGE LIFEのアイアンはドラッグレーサー仕様か。
26無駄を省いたシルエットとセパレートハンドル、そして個性的なパーツ群と、LIFEらしい解釈でのチョッパーレーサーがここに完成した。
27ドラッグレースの常連でもあるMAIDS motorcycleはレーサーを持ち込んだ。
28上田自動車工作所のエヴォソフテイル、本来の姿を保ちつつもオリジナリティあふれるパーツで個の魅力を引き出している。
29それぞれ派手なパーツながら、どれか一部だけが浮いているということがないこのバランス感覚!
30東京に居を構えるFRPメーカー FULL GAINは自身で手がけたカウルと装着車両を持ち込んでのアピール。
31ハーレー以外にもさまざまなメーカーのカスタムバイクが並ぶニューオーダーチョッパーショー。自分の愛車のカスタムに役立つアイディアがそこかしこに点在している。
32もちろんデザインも大事なカスタムの要素。カスタムショーには日本全国からペインターやピンストライパーが集うので、ここで彼らの仕事ぶりを見れるのは大きなチャンスなのである。
33いよいよニューオーダーチョッパーショー、授賞式の開催!
34各雑誌やウェブの編集長が選んだマガジンピック、大御所はもちろん、ニューフェイスの受賞も!
35今年のボヘミアンピックを手にしたのは、RED HOT MC。Congratulation!
36そして栄えあるBEST OF CHOPPERを受賞したのは、今回が初参戦という大阪のREVOLT CUSTOM CYCLES!
37授賞式後のステージは空気が一変。そう、ニューオーダーチョッパーショーと言えばこれ……『ロープアートショー』!
38上条早樹さんによるロープアートショー、会場そのものを飲み込んでしまうかのような独特の世界観とともに繰り広げられていく。
39圧倒的な空気感ゆえか、その終演がニューオーダーチョッパーショーを締めくくる合図となる。
40出展者、そしてオーディエンスともに会場を後にしていく。
41来年はいよいよ開催10周年のアニバーサリー。再び神戸にカスタムバイクが集うのが待ち遠しい。