2005年モデルでデビューして以来、安定した人気でラインナップに欠かせないモデルとなっている「FLSTN ソフテイル デラックス」が、フルモデルチェンジを果たした18年モデルからは、「FLDE デラックス」とネーミングを変更した。その背景はソフテイルファミリー全モデルがフレームとエンジンを刷新し、生まれ変わったことにある。
1984年の「FXST ソフテイルカスタム」の登場以来、フレーム底部にリアショックを2本持つソフテイルフレームを採用するモデルは、1986年の「FLST ヘイリテイジソフテイル」に端を発したFLモデルも、車名の3番目にSOFTAILを意味する「S」を付けてきた(FX系はFXS、FL系はFLSという具合)が、新生ソフテイルファミリーではそれを撤廃。各モデルの表記はハーレーダビッドソン 2018年式モデルカタログで確認してもらいたいが、ヘリテイジクラシックはこれまでツーリングファミリー(FLTフレーム車)にのみ与えられてきた「FLH」を名乗り、ツーリングファミリーとの垣根を感じさせないネーミングとなった。