2017年モデルの隠し球的存在となったニューSTREET RODだが、そのメディア向けグローバル試乗会がシンガポールにて開催された。とても小さな島国という先入観があったものの、実際にはどうなのだろうか。調べてみると東京23区、あるいは琵琶湖の面積とほぼ同じくらいで、やはりとても狭い。しかし、H-Dカンパニーが設定したコースは市街地を抜けると意外にも広々とした高速道路であったり、森林の中を抜けるワインディングが楽しめたりと、気持ちの良いツーリングを半日かけて満喫できた。市街地から高速道路を使って郊外へ出て、ワインディングを楽しむ。そういった意味では、このテストライドで日本の大都市圏に住むライダーが、STREET RODのオーナーとなったときの楽しみ方がおおよそイメージできたと思う。